ピーラー・インダストリー?
BMWが「ハスクバーナ」ブランドを、オーストリアのピーラー・インダストリーに売却する事を発表しましたが、「ピーラー・インダストリー」って何?って思った人も多いと思います。
勘のいい人は“オーストリアのピーラー”で、KTMのCEO ステファン・ピーラー氏が浮かび、KTMがフサベルに続いて、ハスクバーナも買ったのか~って、納得したと思います。
しかしながら、買収したのはあくまで、ピーラー氏が立ち上げた新会社・Pierer Industrie AG(アーゲーってカッコいい!)らしく、同社の株式をKTMが51%保有しているとは言え、KTMから独立した企業の様です。
右の表だと、BMWがキムコと絡み出した事で放出(実際にスクーター事業強化がハスク売却の理由!)されたハスクバーナと、KTMがバジャジと絡み出した事で放りだされたピーラー氏が“合体!”の様になっていますが、元来 レース畑出身のピーラー氏にとって、最近のバジャジとの提携による廉価なKTM製ストリートモデル(125デュークとか…)へ嫌気が差してきたのかも知れません。
という訳で、アジア企業が絶妙に絡んでいる感じが不気味。又、今後のハスクバーナ・ブランドの扱いも気になるところ…。個人的には、黎明期のサーキットから抜け出してきた様な一般メンテサイクル無視の硬派なブランド再建を目指して欲しいところです。
| 固定リンク
「オートバイ」カテゴリの記事
- Solo Suzuki(2018.04.17)
- 運転免許試験車(2018.04.16)
- ARIEL Leader(2018.04.14)
- Bruce Wolfe(2018.04.12)
- MADE IN 鷹取(2018.04.08)
コメント